寒い日に5分でポカポカ!あさり缶と牛乳で作る【超簡単・濃厚クラムチャウダー】レシピ
寒い日や疲れた日に、心と体がホッと温まるクラムチャウダー。濃厚な魚介の旨味とクリーミーな口当たりは、食卓をちょっと贅沢にしてくれますよね。
でも、「あさりの砂抜きが面倒」「生クリームを使うのはカロリーが気になるし、買い置きがない」といった理由で、なかなか手が出ないという方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください!このレシピは、特別なテクニックや時間のかかる下準備は一切不要。あさりの水煮缶と牛乳があれば、たったの15分程度で本格的なコクと旨味が楽しめるクラムチャウダーが完成します。生クリームなしでも濃厚な仕上がりになる秘密のテクニックもご紹介します。
忙しい日も、この簡単レシピで家族みんなが笑顔になる美味しいスープを楽しみましょう!
【材料】(2〜3人分・調理時間約15分)
材料 | 分量 | 備考 |
あさり水煮缶 | 1缶(汁ごと使用) | 砂抜き不要で時短に! |
玉ねぎ | 1/2個 | 1cm角に切る |
じゃがいも | 1個 | 1cm角に切り、水にさらす |
にんじん | 1/3本 | 5mm〜1cm角に切る |
ベーコン(ブロックまたはスライス) | 30g | 1cm幅に切る |
バター | 大さじ1 | |
薄力粉 | 大さじ2 | とろみとコク出しの要! |
牛乳 | 300ml | |
水 | 100ml | 野菜を煮込む用 |
顆粒コンソメ | 小さじ2 | |
塩・こしょう | 少々 | 味を整えるため |
あれば | パセリ(みじん切り) | 仕上げに |
【作り方】超簡単・濃厚クラムチャウダー(4ステップ)
ステップ1:野菜とベーコンを炒める(5分)
じゃがいもは1cm角に切って水にさらしておき、玉ねぎ、にんじん、ベーコンもそれぞれ切っておきます。
鍋にバターを溶かし、ベーコンを入れて中火で炒めます。ベーコンの脂が出てきたら、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加えて、玉ねぎが透き通るまで焦がさないように炒めます。
ステップ2:粉を加えて旨味を閉じ込める(3分)
火を弱火にし、薄力粉を振り入れます。
薄力粉が具材全体に絡み、粉っぽさがなくなるまで、木べらでゆっくりと混ぜながら1〜2分炒めます。(これがとろみとコクの素になります!)
ステップ3:煮込みとあさり出汁の注入(5分)
あさりの水煮缶は、身と汁を分けずに、汁ごと鍋に加えます。
さらに水(100ml)と顆粒コンソメを加えて混ぜます。
蓋をして、じゃがいもが柔らかくなるまで弱火〜中火で5分ほど煮込みます。焦げ付かないように時々混ぜてください。
ステップ4:牛乳を加え仕上げる(2分)
じゃがいもに火が通ったら、牛乳を加え、全体を混ぜながら温めます。
【POINT!】 牛乳を加えたら、沸騰させないのが濃厚クリーミーに仕上げるコツです。沸騰直前で火を止めましょう。
塩・こしょうで味を整えます。(ベーコンやあさり缶の塩分によって味が変わるので、少しずつ調整してください。)
器に盛り付け、あればパセリを散らせば完成です!クラッカーを添えても美味しいですよ。
【裏技】生クリームなしで「超濃厚」にするためのコツ!
生クリームを使わずに、お店のような濃厚なクラムチャウダーに仕上げたい時は、以下の工夫を試してみてください。
1. 粉チーズ(パルメザンチーズ)を隠し味に
牛乳を加えるタイミングで、粉チーズを大さじ1〜2加えてみてください。チーズのコクと塩気が、生クリームに負けない深みととろみをチャウダーに与えてくれます。
2. 牛乳の一部を「豆乳」に置き換える
牛乳の代わりに無調整豆乳を混ぜて使用すると、ヘルシーながらも、豆乳に含まれる脂肪分のおかげで、よりまろやかでクリーミーな口当たりになります。
3. じゃがいもの「とろみ」を活かす
じゃがいもを煮込む際、あえて少し崩れるくらいまで柔らかく煮込みましょう。煮崩れたじゃがいものデンプンが、自然なとろみとなり、薄力粉だけの時よりも格段に濃厚な仕上がりになります。
まとめ:あさり缶活用で、いつでも本格チャウダー!
あさりの水煮缶は、砂抜きの心配もなく、旨味たっぷりの煮汁まで丸ごと使える、まさにクラムチャウダー作りの救世主です。
この簡単レシピなら、忙しい日の夕食にも、ホッと一息つきたい週末のランチにも、手間なく本格的な美味しさを楽しむことができます。ぜひ、このレシピをマスターして、寒い季節の定番スープにしてくださいね!