結婚指輪・婚約指輪、どの指にはめるのが正解?指に宿る素敵な意味を解説!
人生の大きな節目に贈られる、大切な結婚指輪と婚約指輪。せっかく身につけるなら、「どの指にはめるのが一般的なの?」「指によって意味があるって本当?」そんな疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
実は、指輪をつける指にはそれぞれ素敵な意味が込められています。今回は、婚約指輪と結婚指輪をはめる指の定番から、それぞれの指が持つ意味まで、分かりやすくご紹介します。これを読めば、あなたの指輪がもっと特別なものに感じられますよ。
結婚指輪と婚約指輪、それぞれの意味とは?
まずは、それぞれの指輪が持つ基本的な意味を確認しておきましょう。
婚約指輪(エンゲージリング):
男性から女性へ、プロポーズの際に贈られる「結婚の約束」の証です。多くの場合、永遠の輝きを放つダイヤモンドがあしらわれ、「永遠の愛」や「固い絆」を象徴しています。
結婚指輪(マリッジリング):
結婚式で二人が交換し、結婚した証として日常的に身につける指輪です。お互いへの「愛の誓い」や「夫婦の絆」を表し、途切れることのない円の形は「永遠」を意味すると言われています。
定番は「左手薬指」!そのロマンチックな由来
結婚指輪も婚約指輪も、一般的に左手の薬指にはめるのが最も一般的です。これには、とてもロマンチックな由来があります。
古代ギリシャの時代には、左手の薬指には心臓に直接繋がる特別な血管、「愛の血管(Vein of Love)」があると信じられていました。この指に指輪をはめることで、愛する人との「永遠の絆」を心に誓うという意味が込められています。この風習が世界中に広まり、現代に受け継がれているのです。
知ってた?指輪をはめる指ごとの意味
指輪は、左手薬指以外にも、はめる指によってそれぞれ異なる意味を持つと言われています。手の左右でも意味合いが変わってくるので、ご紹介しますね。
【右手】の指に宿る意味合い
右手は主に「現実的な力」や「行動力」を表すとされています。
- 右手 親指(サムリング): 指導力、行動力、困難を乗り越える力、意志を貫く。
- 右手 人差し指(インデックスリング): 集中力、行動力、目標達成、リーダーシップを発揮する。
- 右手 中指(ミドルフィンガーリング): 行動力、直感力、邪気を払う、パワーアップ。
- 右手 薬指(アニバーサリーリング): 精神の安定、創造性、インスピレーションを高める。
- 右手 小指(ピンキーリング): 魅力を高める、自己アピール、変化を求める、お守り。
【左手】の指に宿る意味合い
左手は主に「精神的な意味合い」や「願いを叶える力」を表すとされています。
- 左手 親指(サムリング): 目標達成、信念を貫く、逆境を乗り越える。
- 左手 人差し指(インデックスリング): 積極性、協調性、精神的な目標達成。
- 左手 中指(ミドルフィンガーリング): ひらめき、人間関係の改善、直感力を高める。
- 左手 薬指(ブライダルリング): 愛と絆を深める、婚約、結婚、願いを叶える。
- 左手 小指(ピンキーリング): チャンスを引き寄せる、願いを叶える、お守り、変化。
婚約指輪と結婚指輪の「重ね付け」のススメ
婚約指輪と結婚指輪を両方持っている方は、ぜひ「重ね付け」を試してみてください。結婚指輪の上に婚約指輪を重ねてつけることで、「永遠の愛に蓋をする」という意味が込められると言われています。
一般的には、結婚指輪を先に着け、その上から婚約指輪を重ねることで、結婚指輪が永遠に守られるという意味合いが強まります。デザインによっては美しく重なるように作られているものも多いので、ぜひ試着してぴったりの組み合わせを見つけてみましょう。
大切なのは「心地よさ」と「想い」
ご紹介した意味合いは、あくまで一般的な説や言い伝えです。国や文化、宗教によっては、指輪をはめる指の習慣が異なる場合もあります。
一番大切なのは、あなたがその指輪に込める想いと、毎日心地よく身につけられるかどうかです。伝統や意味を尊重しつつも、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、一番しっくりくる指にはめるのが一番ですよ。
指輪は、ただの装飾品ではありません。大切な人との絆や、あなた自身の願いが込められた、特別な意味を持つものです。ぜひ、指輪に宿る意味を感じながら、日々の生活を楽しんでくださいね。