【見本付き】もう迷わない！婚姻届の書き方・必要書類・提出方法パーフェクトガイド
いよいよ、二人の愛を形にする「婚姻届」を提出する日が近づいてきましたね！新しい人生のスタートとなる大切な書類だからこそ、「書き間違えたらどうしよう…」「これで合ってるのかな？」と不安に思う方もいるかもしれません。でも大丈夫！このガイドを読めば、婚姻届の書き方から必要書類、提出までの流れがすべて分かり、安心して手続きを進められますよ。
1. 婚姻届を手に入れよう！どこでもらえる？
まずは肝心な婚姻届を手に入れるところから。意外と簡単に手に入りますよ。
- 役所の窓口: 各市町村役場の戸籍課（市民課、住民課など名称は自治体によって異なります）で無料でもらえます。全国どこの役場でもOKです。
- イベントや情報誌: 結婚関連のイベント会場や、一部の結婚情報誌の付録として、おしゃれなデザインの婚姻届が手に入ることもあります。
- インターネット: 役所のウェブサイトからダウンロードできる場合や、デザイン婚姻届を販売しているサイトもあります。ただし、役所提出用の場合は、A3サイズであることなど、規定の条件を満たしているか確認が必要です。
【ポイント】
書き損じに備えて、予備を数枚もらっておくと安心です。
2. 婚姻届の「書き方」見本を見ながら記入しよう！
婚姻届の項目は一つひとつ丁寧に、正確に記入することが大切です。
黒のボールペン（消せるボールペンはNG）で、楷書で丁寧に書きましょう。
① 届出年月日
提出する日付を記入します。
提出日と記入日が異なっても問題ありません。
② 氏名・生年月日
入籍する二人の現在の氏名と生年月日を記入します。
旧字体や異体字に注意し、戸籍謄本（戸籍全部事項証明書）通りに正確に記入しましょう。
③ 住所
現在住民票がある住所を正確に記入します。世帯主の氏名も忘れずに。
④ 本籍
二人の現在の本籍地を記入します。
本籍地は、住民票の住所と異なる場合があるので、戸籍謄本（戸籍全部事項証明書）で確認しましょう。
【ポイント】
新しい本籍地をどこにするか、事前に二人で決めておく必要があります。新居の住所や、どちらかの実家の本籍地など、自由に決めることができます。
⑤ 父母の氏名・続柄
二人の父母の氏名を記入します。
存命・故人に関わらず記入が必要です。
続柄は、長男・長女なら「長」、次男・次女なら「二」などと記入します。
⑥ 婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍
どちらの氏（名字）を名乗るか、チェックを入れます。
夫婦どちらかの氏を選び、選んだ方の新しい本籍を記入します。
⑦ 同居を始めたとき・初婚・再婚の別
同居を始めた年月日を記入します。結婚式を挙げた場合はその日付でも構いません。同居していない場合は空欄でOKです。
初婚か再婚かをチェックします。再婚の場合、死別・離別の年月日も記入します。
⑧ 同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯の主な仕事
夫婦それぞれの、同居を始める前の世帯の主な仕事をチェックします。
農業、林業、漁業、会社員、公務員など、該当するものを選びます。
⑨ 夫妻の職業
国勢調査がある年に提出する場合のみ記入します。
提出する年の市町村役場に確認しましょう。
⑩ その他
特記事項があれば記入します。通常は空欄です。
⑪ 証人
証人欄は、成人した証人2名の署名、生年月日、住所、本籍が必要です。
証人は、両親、兄弟姉妹、友人など、誰に頼んでも構いません。
証人には、事前に内容を確認してもらい、同意を得てから署名・捺印してもらいましょう。
⑫ 届出人署名
婚姻届を提出する二人がそれぞれ自筆で署名します。
⑬ 連絡先
日中に連絡が取れる電話番号を記入します。訂正などがあった場合に役所から連絡が入る可能性があります。
3. 婚姻届提出に必要な書類と持ち物
婚姻届以外にも、いくつか準備しておく書類があります。
- 婚姻届: 記入済みのもの。書き損じに備えて予備も持っていくと安心です。
- 本人確認書類: 運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど。
- 戸籍謄本（戸籍全部事項証明書）: 本籍地以外の市区町村に提出する場合に必要です。本籍地と同じ市区町村に提出する場合は不要です。
- 印鑑: 婚姻届に押印した印鑑（二人のもの、証人のものも）。シャチハタは不可です。万が一訂正が必要になった場合のために持参しましょう。
【ポイント】
提出先の役所に、事前に電話で必要書類を確認しておくのが一番確実です。
4. いざ提出！婚姻届の提出場所と時間
婚姻届は、全国どこの市区町村役場でも提出できます。
- 提出場所:
- 夫または妻の本籍地
- 夫または妻の所在地（住民票のある場所）
- 一時滞在地（旅行先など）
- のいずれかの市区町村役場。
- 提出時間: 24時間365日提出可能です。
- 開庁時間内: 戸籍課の窓口で直接提出し、その場で内容を確認してもらえます。不備があればすぐに訂正できます。
- 閉庁時間（夜間・休日）: 宿直室や守衛室で預かってもらえます。ただし、内容の確認は後日になるため、不備があった場合は後日連絡が来て訂正が必要になることがあります。
【ポイント】
提出する役所のホームページなどで、事前に提出窓口や時間を確認しておくとスムーズです。
5. 提出後の確認と新生活のスタート！
婚姻届を提出したら、すぐに受理されて新しい戸籍が作られるわけではありません。役所で内容を確認し、受理されると正式に婚姻が成立します。
- 受理の確認: 提出後、問題がなければ数日で新しい戸籍が作られます。戸籍謄本（戸籍全部事項証明書）を取得できるようになるので、役所に確認してみましょう。
- 新しい氏名の手続き: 婚姻が成立したら、運転免許証やパスポート、銀行口座、クレジットカードなど、様々な名義変更手続きが必要になります。忘れずに進めましょう。
まとめ：最高のスタートを切るために、二人で協力して準備を！
婚姻届の記入や提出は、二人の新しい生活の始まりを実感できる、とても大切な時間です。少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、二人で協力し合って準備を進めることで、絆もより一層深まるはずです。
このガイドを参考に、失敗なくスムーズに手続きを終え、最高の形で新婚生活をスタートさせてくださいね！お二人の輝かしい未来を心よりお祝い申し上げます。