【これで安心！】両家顔合わせの手土産、どうする？選び方から渡し方まで徹底ガイド

ご両家の顔合わせ、いよいよですね！結婚に向けての大切な一歩、素敵なひとときを過ごしたいですよね。でも、ちょっと待って！「手土産って、やっぱり必要かな？」「何を贈れば喜ばれるんだろう…」「渡し方にもマナーがあるの？」と、疑問や不安で頭がいっぱいになっていませんか？

大丈夫です！初めてのことだからこそ、きちんと準備して、スムーズに、そして心温まる顔合わせにしたいものですよね。この記事では、そんなあなたの疑問を解消し、ご両家が笑顔になれる手土産選びのヒントと、スマートな渡し方まで、分かりやすくご紹介していきます。

そもそも、手土産は「必須」なの？

結論から言うと、**手土産は「必須ではありませんが、用意するのがおすすめ」**です。

法的な義務があるわけではありませんが、手土産は「本日はお日柄も良く、お集まりいただきありがとうございます」という感謝の気持ちや、「これからどうぞよろしくお願いします」というご挨拶の気持ちを形にしたものです。

相手への心遣いが伝わり、場の雰囲気を和ませる効果もあります。特に、遠方から来てくださる場合や、会場費を相手方に負担していただくような場合には、感謝の気持ちを込めて用意すると、より丁寧な印象になりますよ。

もちろん、手土産がなくても失礼にあたることはありません。一番大切なのは、お互いを尊重し、感謝の気持ちを持つことです。もし「どうしても準備が間に合わない」という場合は、無理をする必要はありませんのでご安心ください。その場合は、当日、感謝の言葉をしっかり伝えるようにしましょう。

どんな手土産が喜ばれる？おすすめの選び方

では、実際に手土産を選ぶ際のポイントと、具体的なおすすめ品を見ていきましょう。

1. 相手の好みをリサーチする

これが一番大切です！事前にパートナーを通して、相手のご家族の好み（甘いものが好きか、お酒を飲むか、健康志向かなど）や、苦手なもの、アレルギーがないかなどをさりげなく聞いておくと、喜ばれるものを選びやすくなります。

2. 地元の名産品・話題の品

お互いの地元ならではの特産品や、デパートなどで評判の良い老舗の銘菓などは、会話のきっかけにもなり、特別感を演出できます。地元の魅力を知ってもらう良い機会にもなりますね。

• 例： 地元の有名和菓子、ご当地のおしゃれな洋菓子、地元の老舗酒蔵の日本酒や焼酎、特産の果物を使ったジュースやジャムなど。

3. 日持ちするものを選ぶ

顔合わせの後にすぐに消費できない場合もあるので、賞味期限が長いものや、常温で保存できるものがベターです。生菓子よりも、焼き菓子や個包装されているものがおすすめです。

4. 小分けになっているもの

ご家族皆さんで分けやすく、持ち帰りやすい個包装になっているものが親切です。食後のデザートとしてその場で出してもらうことも想定し、取り分けやすい形だとスマートです。

5. 縁起の良いものを選ぶ

結婚にまつわるお祝いの場なので、縁起の良いモチーフ（例：鯛、鶴亀など）や、夫婦円満を連想させるようなお菓子なども良いでしょう。

• 避けた方が良いもの：
  • 「割れる」「切れる」を連想させるもの： 羊羹をそのまま一本、せんべいなど（個包装ならOKの場合も）
  • 相手に気を遣わせる高価すぎるもの： 金額の目安は3,000円～5,000円程度が一般的です。
  • 重すぎる、大きすぎるもの： 相手が持ち帰ることを考慮しましょう。

具体的な手土産例

• 和菓子： 老舗の最中、羊羹、カステラ、おかき、煎餅（個包装）など
• 洋菓子： クッキーの詰め合わせ、フィナンシェ、マドレーヌ、パウンドケーキ、有名パティスリーの焼き菓子セットなど
• 飲み物： 高品質な日本茶のセット、こだわりのコーヒー豆、ご当地のジュースなど
• お酒： 日本酒、焼酎、ワイン（相手がお酒好きと分かっている場合）

スマートな手土産の渡し方マナー

手土産は、品物だけでなく、渡し方も大切です。

1. 渡すタイミング:

   席に着く前の「はじめまして」のご挨拶の後、または食事が始まる前が一般的です。荷物にならないよう、早めに渡すのが親切です。

   • NG例: 食事が終わって、帰り際にバタバタと渡すのは避けましょう。

2. 一言添えて:

   渡す際は、「つまらないものですが」ではなく、「お口に合うか分かりませんが」「地元の〇〇でございます」「皆様で召し上がっていただけたら嬉しいです」など、具体的な言葉と感謝の気持ちを伝えましょう。

3. 紙袋から出す:

   基本的には、手土産は紙袋から出して、正面を相手に向けて両手で渡すのが丁寧です。床に置いた紙袋から出すのは避け、椅子の上などでスマートに準備しましょう。持ち運びのために紙袋が必要な場合は、「紙袋のままで失礼いたします」と一言添えると良いでしょう。

4. 両家で準備を:

   片方の家族だけが手土産を用意し、もう片方の家族が用意していないと、気まずい雰囲気になってしまうことも。事前に両家で「手土産は用意するか」「予算はどのくらいにするか」などを話し合っておくと安心です。または、お互いに「お気遣いなく」と伝えて、手土産なしにするのも一つの方法です。

これで完璧！顔合わせ当日に向けての最終チェック

• 手土産の準備： 品物の購入、のし紙（必要な場合）の準備
• 紙袋： 渡す時に使う紙袋を忘れずに
• 服装： 場の雰囲気に合った清潔感のある服装
• 会話のシミュレーション： 自己紹介や感謝の言葉
• お店の予約やアクセス： （もしあれば）最終確認

まとめ：心温まる顔合わせになりますように！

両家顔合わせは、結婚という人生の大きな節目において、お互いの家族が初めて顔を合わせる大切な場です。手土産は、その場をより和やかに、そして感謝の気持ちを伝えるための素敵なツールになります。

この記事を参考に、あなたらしい心遣いのこもった手土産を選んで、ご両家にとって最高の思い出となる顔合わせを実現してくださいね。応援しています！