障子の張り替え、実はあなたにもできる!【初心者向け徹底解説】
障子を張り替えるのって、なんだか難しそう…そう思っていませんか?でもご安心ください!実は障子の張り替えは、正しい手順とちょっとしたコツさえつかめば、誰でも簡単にできちゃうDIYなんです。このブログ記事では、初めての方でも失敗しない、障子の張り替え方をわかりやすくご紹介します。動画も参考にしながら、あなたもぜひ障子をピカピカに生まれ変わらせてみませんか?
なぜ障子を張り替えるの?張り替えのサインとメリット
障子を張り替えることには、見た目をきれいにするだけでなく、たくさんのメリットがあるんです。
見た目の改善: 破れていたり、日焼けして黄ばんでしまった障子では、お部屋の印象も暗くなってしまいます。新しい障子紙に張り替えるだけで、お部屋全体が明るく、清潔感あふれる空間に早変わりします。
断熱効果の向上: 障子紙には、実は優れた断熱効果があります。古い障子紙は劣化してその効果が落ちてしまいますが、新しい障子紙に張り替えることで、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるようになります。冷暖房の効率もアップして、節電にも繋がるかもしれません。
調湿効果: 障子紙は湿度を吸収・放出する性質を持っています。お部屋の湿度を適切に保ち、結露の発生を抑える効果も期待できます。
気分転換: 古くなったものを新しくすることは、気持ちをリフレッシュする絶好の機会です。障子を張り替えることで、心機一転、新しい気持ちで毎日を過ごせるようになりますよ。
では、どんな時に障子を張り替えるのが良いのでしょうか?
破れや穴: もちろん、破れてしまったり穴が開いてしまった場合は、見た目も悪いですし、機能性も損なわれますので張り替えが必要です。
日焼けや黄ばみ: 長年使っていると、障子紙は太陽の光で黄ばんだり、劣化してパリパリになってしまいます。
たるみ: 障子紙がたるんでシワが寄ってしまっている場合も、張り替えのサインです。
障子の張り替えに必要な道具を揃えよう!
障子の張り替えを始める前に、必要な道具をしっかり揃えておきましょう。特別なものはほとんどなく、ホームセンターや100円ショップで手に入るものばかりです。
新しい障子紙: これがなければ始まりませんね。幅や丈が様々なので、ご自宅の障子のサイズに合ったものを選びましょう。最近では、プラスチック製で破れにくいタイプや、デザイン性の高いものなど、様々な種類があります。
障子糊(しょうじのり): 障子紙を桟(さん)に貼り付けるための専用の糊です。でんぷん糊タイプや、ワンタッチで塗れるタイプなどがあります。
竹べらまたはヘラ: 古い障子紙を剥がす際に使います。
カッターナイフ: 新しい障子紙をカットする際に使います。刃は新しいものに交換しておくと、きれいに切れます。
定規: 長いものがあると便利です。障子紙をまっすぐにカットするために使います。
スポンジまたは刷毛: 障子糊を塗る際に使います。
バケツ: 古い障子紙を剥がす際に水を溜めておきます。
雑巾: 水拭きや糊を拭き取る際に使います。
霧吹き: 障子紙のシワを伸ばす際に使います。
新聞紙など: 作業中に床が汚れないように敷いておくと良いでしょう。
いざ実践!障子の張り替え手順を徹底解説
それでは、いよいよ障子の張り替えに取り掛かりましょう!焦らず、一つ一つの工程を丁寧に行うのが成功の秘訣です。
ステップ1:古い障子紙を剥がす
まずは、今貼ってある古い障子紙を剥がす作業です。
障子を外す: 障子を鴨居(かもい)と敷居(しきい)から慎重に外します。無理に引っ張ると枠が歪む可能性があるので、ゆっくり持ち上げながら外しましょう。
桟を湿らせる: バケツに水を入れ、スポンジや刷毛に水を含ませて、障子紙が貼ってある桟の部分を湿らせます。こうすることで、古い障子紙が剥がしやすくなります。障子紙全体ではなく、糊が付いている桟の部分だけを湿らせるのがポイントです。
古い障子紙を剥がす: 水が染み込んだら、竹べらやヘラを使って端からゆっくりと剥がしていきます。無理に引っ張ると桟が傷つくことがあるので、丁寧に作業しましょう。もし剥がれにくい場合は、再度水を塗ってしばらく置いてから試してみてください。
桟の掃除: 古い障子紙を剥がし終えたら、桟に残った糊や汚れをきれいに拭き取ります。濡らした雑巾で丁寧に拭き、完全に乾かしましょう。桟がきれいになっていないと、新しい障子紙がうまく貼りつきません。
ステップ2:新しい障子紙を貼る準備
古い障子紙を剥がし終えたら、新しい障子紙を貼る準備をします。
障子紙を広げる: 新聞紙などを敷いた広い場所に、新しい障子紙を広げます。シワにならないように注意しましょう。
障子の枠に糊を塗る: 障子の桟に障子糊を塗っていきます。桟の幅に合わせて均一に塗るのがポイントです。特に角の部分や端はしっかりと塗りましょう。ワンタッチタイプの糊だと、ムラなく塗れて便利です。
ステップ3:新しい障子紙を貼る
いよいよ新しい障子紙を貼る作業です。ここが一番の山場ですが、落ち着いて行いましょう。
障子紙を仮置きする: 糊を塗った障子の枠の上に、新しい障子紙を慎重に広げて仮置きします。上から下へ、または左右どちらかから、ゆっくりと位置を合わせながら広げていきましょう。
障子紙を貼り付ける: 位置が決まったら、障子紙の中央から外側に向かって、手のひらや清潔な布で軽く押さえつけながら貼り付けていきます。空気が入らないように、またシワが寄らないように注意しましょう。
余分な障子紙をカットする: 障子紙が完全に貼り付いたら、枠からはみ出している余分な部分をカッターナイフと定規を使って慎重にカットします。枠の縁に沿って、まっすぐに切るのがきれいに仕上げるコツです。
ステップ4:仕上げと乾燥
張り替えが終わったら、最後の仕上げです。
霧吹きでシワを伸ばす: 障子紙が完全に乾く前に、霧吹きで全体に軽く水を吹きかけます。障子紙が水分を吸収して一時的にたるみますが、乾くときにピンと張ってシワが伸びます。かけすぎると破れてしまうことがあるので、軽く均一にかけるのがポイントです。
しっかり乾燥させる: 風通しの良い場所で、障子を立てかけた状態で完全に乾燥させます。乾燥が不十分だとシワが残ったり、剥がれやすくなったりするので、焦らずしっかりと乾かしましょう。直射日光は避け、陰干しがおすすめです。
障子の張り替えを成功させるための秘訣と注意点
焦らない: 障子の張り替えは、決して難しい作業ではありませんが、焦って作業すると失敗しやすくなります。時間に余裕を持って、一つ一つの工程を丁寧に進めましょう。
糊のつけすぎに注意: 糊をつけすぎると、乾いたときに障子紙がパリパリになったり、変色したりすることがあります。適量を均一に塗ることを心がけましょう。
カッターの刃は常に新しいものを: カッターの刃が切れ味が悪いと、障子紙が毛羽立ったり、きれいに切れなかったりします。常に新しい刃を使うようにしましょう。
作業スペースを確保する: 広げて作業できるスペースがあると、効率も良く、きれいに仕上がります。新聞紙などで床を保護することも忘れずに。
天気の良い日を選ぶ: 湿度が高い日は糊が乾きにくく、シワになりやすい傾向があります。できるだけ晴れた、湿度の低い日に作業することをおすすめします。
動画を参考に: 文字だけではわかりにくい部分も、動画を見ながらだとより理解が深まります。実際にプロの作業を見ることで、コツをつかみやすくなります。
まとめ:自分で張り替えて、お部屋をリフレッシュしよう!
障子の張り替えは、一見すると大変そうに見えますが、実際にやってみると意外と簡単で、達成感も大きいDIYです。新しい障子紙に張り替えることで、お部屋の雰囲気もガラッと変わり、明るく快適な空間が生まれます。
このブログ記事と参考動画を参考に、あなたもぜひ障子の張り替えに挑戦してみてください。きっと、その手軽さと効果に驚くはずです。もし「やっぱり自分では難しいかも…」と感じたら、無理せずプロに依頼することも検討してみましょう。大切なのは、あなたの住まいがより快適になることです。