自宅で料亭の味!基本のうどんだしの取り方と簡単アレンジレシピ
うどんの美味しさを決めるのは、何と言っても「だし」です。
お店で食べるような、風味豊かなうどんだしを自宅で手作りするのは難しそう…と思っていませんか?
実は、少しの工夫と基本の材料さえあれば、誰でも簡単に本格的なうどんだしを作ることができます。
自分で取っただしで作るうどんは格別の美味しさ!市販のつゆとは一味違う、奥深い味わいをぜひ体験してみてください。
この記事では、基本のうどんだしの取り方から、余っただしを使い切るための絶品アレンジレシピまで、うどんを10倍美味しくするヒントをご紹介します。
1. 黄金比はこれだ!基本のうどんだし(つゆ)の取り方
まずは、基本となるうどんだし(つゆ)の作り方から。
だしを取る材料を変えるだけで、関西風のあっさりだしや、関東風のこっくりだしなど、好みに合わせた味が楽しめます。
材料(2人分)
水:600ml
だしの素(昆布やかつおなど):小さじ1〜2
薄口醤油:大さじ2
みりん:大さじ2
作り方
鍋に水とだしの素を入れて火にかけ、沸騰させます。
火を止めて、薄口醤油とみりんを加えます。
再び弱火にかけ、ひと煮立ちさせて完成です。
【ちょっとしたコツ】
本物のだしで挑戦!: 顆粒のだしの素でも十分美味しいですが、昆布とかつお節でだしを取ると、香りが格段に良くなります。昆布を水に浸けておき、沸騰直前に取り出し、かつお節を加えて一瞬煮出したら、すぐにこすのがポイントです。
関東風なら濃口醤油で: 薄口醤油の代わりに濃口醤油を使えば、色と味が濃い関東風のだしになります。
冷たいうどんには少し濃いめに: 冷たいうどんだしを作る場合は、温かいだしよりも少し濃いめの味付けにすると、味がぼやけず美味しくいただけます。
2. 余っただしも無駄にしない!絶品アレンジレシピ
せっかく作ったうどんだし、余ってしまっても大丈夫。
うどんだしは、実は様々な料理に使える万能調味料なんです。
アレンジ1:だし巻き卵
だし巻き卵は、だしが命。うどんだしで作ると、優しい味わいのふっくらとしただし巻き卵ができます。
卵にだしを混ぜて焼くだけで、料亭のような上品な一品に。
アレンジ2:炊き込みご飯
お米を炊く際に、うどんだしを使うと、だしの旨みが染み込んだ美味しい炊き込みご飯ができます。
鶏肉やきのこ、にんじんなどを加えて、具だくさんにしても良いですね。
アレンジ3:お吸い物
シンプルなお吸い物としても大活躍します。
豆腐やわかめ、三つ葉などを加えれば、もう一品欲しい時にも便利です。
アレンジ4:煮物
うどんだしをベースに、醤油やみりん、砂糖などで味を調整すれば、様々な煮物に使えます。
里芋や大根の煮物、高野豆腐の煮物などに使ってみましょう。
3. もっと本格的に!うどんだしの種類を知ろう
うどんだしには、地方によって様々な種類があります。
知っておくと、もっとうどん作りが楽しくなりますよ。
関西風:昆布と薄口醤油がベース。黄金色で、だしの香りを活かした上品な味わいが特徴です。
関東風:かつお節と濃口醤油がベース。色が濃く、力強い風味と甘辛い味が特徴です。
讃岐うどん風:いりこ(煮干し)から取っただしがメイン。香川県で定番のだしで、いりこの風味が効いたあっさりとした味わいです。
まとめ
自分で作ったうどんだしで食べるうどんは、格別の美味しさです。
基本の作り方をマスターすれば、あとは好みや気分に合わせて味付けや具材を変えるだけで、無限にレパートリーが広がります。
ぜひ、この機会にうどんだし作りに挑戦して、毎日の食卓に美味しい彩りを加えてみてくださいね。