家で作る本格的な焼き魚!ふっくら美味しい焼き方と保存方法
「家で焼く魚は、なんだかパサついて美味しくない…」そう感じたことはありませんか? 魚焼きグリルやフライパンを使えば、お店で食べるような、皮はパリッと、身はふっくらジューシーな焼き魚を誰でも簡単に作ることができます。今回は、美味しく魚を焼くためのポイントと、余ったときの賢い保存方法をご紹介します。
1. 魚を美味しく焼くための「下準備」
焼き魚の仕上がりは、焼く前のちょっとした下準備で劇的に変わります。
塩を振って臭みを取る:
魚の切り身にまんべんなく塩を振ります。(塩の量は、魚の重さの2%程度が目安です)
15〜20分ほど置いておくと、魚から水分(臭みの元)が出てきます。
出てきた水分をキッチンペーパーで優しく拭き取りましょう。
焼く前に水分を拭く:
焼く直前にも、表面の水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
これをすることで、皮がパリッと仕上がり、生臭さも残りません。
2. 魚焼きグリルとフライパン!それぞれの焼き方
魚焼きグリルで焼く場合:
魚焼きグリルは、上下から熱が加わるので、ふっくらとジューシーに仕上がります。
手順:
グリルを予熱しておきます。グリルを温めておくことで、魚の表面がすぐに固まり、旨味を閉じ込めることができます。
グリルの網にサラダ油などを薄く塗るか、グリルシートを敷いておくと、魚がくっつきにくくなります。
身から焼くか、皮から焼くかは魚の種類によって異なります。
身が厚い魚(鮭、ぶりなど): 皮から焼き始め、途中で裏返します。
身が薄い魚(さんま、アジなど): 身から焼き始め、途中で裏返します。
中まで火が通ったら、最後に皮をパリッと焼いて仕上げます。
フライパンで焼く場合:
グリルがないご家庭でも、フライパンを使えば美味しく焼けます。
手順:
フライパンにクッキングシートを敷き、少量のサラダ油をひきます。(クッキングシートを敷くと、魚がくっつかず、後片付けもラクになります。)
皮を下にして魚を置き、中火で焼きます。
蓋をして、蒸し焼きにすると、身がふっくらと仕上がります。
焼き色がついてきたら裏返し、蓋をせずに焼き、皮をパリッと仕上げます。
3. 焼き魚を美味しく保存する方法
一度に食べきれない場合や、お弁当用のおかずとして作り置きしたい場合は、正しく保存しましょう。
冷蔵保存:
焼きあがった魚を完全に冷まし、ラップで一つずつ包みます。
タッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。
保存期間の目安: 2〜3日程度。
冷凍保存:
焼きあがった魚を完全に冷まし、一つずつラップでしっかりと包みます。
さらにジップ付きの保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫に入れます。
保存期間の目安: 2週間〜1ヶ月程度。
まとめ
焼き魚は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、家庭でも本格的な美味しさを楽しむことができます。
下準備: 塩を振って臭みをとり、水分を拭く。
焼き方: グリルやフライパンを予熱し、身の厚さに合わせて焼く。
保存: 冷蔵・冷凍を使い分けて、美味しさをキープ。
これらの方法を参考に、ぜひ今夜の食卓に、ふっくらジューシーな焼き魚を加えてみてください。