もう失敗しない!基本のさばの味噌煮の簡単な作り方
「さばの味噌煮、なんだか難しそう…」「臭みが気になって、なかなか手が出せない」
そう思っていませんか?
実は、ちょっとしたコツさえつかめば、誰でも簡単に、料亭のような本格的なさばの味噌煮を作ることができます。
ご飯がすすむ甘辛い味付けは、家族みんなが喜ぶこと間違いなし!
この記事では、魚の臭みを抑えるための下処理から、味付けの黄金比まで、初心者でも失敗しないさばの味噌煮の作り方を、丁寧に解説します。
1. 魚の臭みを徹底的に抑える!下処理が成功の鍵
さばの味噌煮が美味しく仕上がるかどうかは、煮る前の下処理にかかっています。
このひと手間を惜しまないことで、生臭さを抑え、ふっくらとした仕上がりになります。
手順
さばに熱湯をかける: 魚の切り身に塩をひとつまみ振りかけ、10分ほど置きます。魚から出た水分をペーパータオルで拭き取ったら、皮目に熱湯を回しかけましょう。
霜降りをする: 熱湯をかけると、皮が白くなり、表面が固まります。この状態を「霜降り(しもふり)」といいます。熱湯をかけた後、すぐに冷水で冷やし、表面のぬめりや血合いを優しく洗い流しましょう。
水気を拭き取る: 洗い終わったら、再度ペーパータオルでしっかりと水気を拭き取ります。
2. 失敗しない味付け!黄金比の煮汁レシピ
下処理が終わったら、いよいよ煮ていきます。
煮汁の材料はシンプルですが、分量を守ることで味が決まります。
材料(2人分)
さばの切り身: 2切れ
水: 150ml
酒: 大さじ3
砂糖: 大さじ2
味噌: 大さじ2
しょうがのスライス: 3〜4枚
作り方
煮汁を作る: 鍋に水、酒、砂糖、しょうがを入れて中火にかけます。沸騰したら弱火にして、砂糖が溶けるまで混ぜます。
味噌を溶かす: 火を止めて、味噌を少しずつ溶かし入れます。
さばを煮る: 溶かした煮汁にさばの皮目を上にして入れます。
落とし蓋をする: クッキングシートなどで落とし蓋をし、再び弱火で10〜15分ほど煮ます。途中、煮汁をスプーンでさばにかけながら煮ると、味がよく染み込みます。
【ちょっとしたコツ】
味噌は火を止めてから: 味噌は煮すぎると香りが飛んでしまうため、火を止めてから溶かし入れるのがポイントです。
落とし蓋は必須: 落とし蓋をすることで、煮汁が全体に行き渡り、魚に火が均一に入ります。
3. アレンジでさらに美味しく!
基本の作り方をマスターしたら、少しアレンジを加えてみましょう。
ねぎを加える: 煮る時に長ねぎの白い部分を一緒に加えると、ねぎの甘みが加わり、風味豊かな仕上がりになります。
しょうがを多めに: しょうがをたっぷり加えることで、魚の臭みがさらに気にならなくなり、さっぱりと食べられます。
きのこと一緒に: しめじやえのきを一緒に煮ると、きのこの旨みがだしに溶け出して、より奥深い味わいになります。
まとめ
さばの味噌煮は、魚の下処理と煮汁の黄金比さえ覚えてしまえば、驚くほど簡単に作れる料理です。
ぜひ、このレシピを参考に、今日の献立にさばの味噌煮を加えてみてください。
きっと、あなたもさばの味噌煮作りに自信が持てるはずです。