【簡単&失敗しない】グラタンのホワイトソースの作り方|とろ〜り濃厚!基本からアレンジまで
寒い季節になると食べたくなる“あつあつグラタン”。
そのおいしさの決め手となるのが「ホワイトソース(ベシャメルソース)」です。
でも、「ダマになってしまう」「とろみがつかない」「味がぼやける」など、うまくいかないという声も多いですよね。
この記事では、初心者でも失敗せずに作れる基本のホワイトソースの作り方と、味の深みを出すコツ、さらに時短アレンジまで詳しく紹介します。
家庭でもカフェのような“とろ〜りなめらか”なホワイトソースが作れます!
🍳 ホワイトソースとは?グラタンの味を決める基本ソース
ホワイトソース(ベシャメルソース)は、バター・小麦粉・牛乳を使って作るフランス発祥の基本ソース。
グラタン、ドリア、クリームコロッケなど、多くの洋食メニューのベースになります。
このソースの出来栄えで、グラタンの「とろみ」「なめらかさ」「コク」がすべて決まります。
つまり、ホワイトソース=グラタンの主役なのです。
🧈 基本のホワイトソースの作り方(失敗しない黄金比)
【材料(2〜3人分)】
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バター … 30g
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薄力粉 … 30g
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牛乳 … 400ml
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塩 … 小さじ1/2
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コショウ … 少々
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コンソメ(お好みで)… 小さじ1/2
【作り方】
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バターを溶かす
鍋にバターを入れて中火で溶かします。焦がさないように注意。 -
小麦粉を入れて炒める
薄力粉を加え、木べらでよく混ぜながら2〜3分ほど炒めます。
“粉っぽさ”をしっかり飛ばすのがポイント。 -
牛乳を少しずつ加える
火を弱め、牛乳を少量ずつ加えながらその都度よく混ぜます。
いっきに入れるとダマになるので注意。 -
とろみがつくまで加熱
全ての牛乳を加えたら中火に戻し、混ぜながら3〜5分ほど加熱します。
好みのとろみに調整してOK。 -
塩・コショウ・コンソメで味付け
シンプルな味付けですが、素材の旨味が引き立ちます。
👩🍳 失敗しないためのポイント
🔸 1. 小麦粉は焦がさない
焦げると苦味が出るため、弱火〜中火でゆっくり炒めるのがコツ。
🔸 2. 牛乳は必ず「少しずつ」
泡立て器を使ってダマをつぶしながら加えると、なめらかになります。
🔸 3. 温度管理が命
冷たい牛乳を使う場合は、鍋をいったん火から外して少しずつ混ぜると◎。
温めた牛乳を使うと、よりスムーズに仕上がります。
🧀 グラタン用に最適なホワイトソースの濃度とは?
グラタンに使う場合は、スプーンですくうとゆっくり落ちるくらいのとろみが理想。
焼くと少し固くなるため、ややゆるめに仕上げるとちょうど良くなります。
濃度の調整方法
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濃すぎる場合 → 牛乳を少量ずつ足す
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ゆるい場合 → 弱火で少しずつ煮詰める
🥓 コクを深めるアレンジ方法
1. 生クリームを加える
仕上げに生クリーム(大さじ2〜3)を加えると、リッチで濃厚な味わいに。
2. チーズを混ぜる
粉チーズやピザ用チーズを少し加えると、風味ととろみがUP。
3. 玉ねぎやベーコンで香りづけ
炒めた具材を一緒に煮込むと、香ばしさと旨味がプラスされます。
🍠 応用レシピ|グラタン以外にも使える!
ホワイトソースは、グラタン以外にもいろんな料理に活用できます。
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ドリア:ご飯にかけてオーブンで焼くだけ
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クリームシチュー:具材と一緒に煮込む
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クリームパスタ:茹でたパスタと絡める
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クリームコロッケ:冷やしてから衣をつけて揚げる
⏰ 忙しい人向け|時短ホワイトソースの作り方
電子レンジを使えば、洗い物も少なく時短でOK!
【レンジ版ホワイトソース】
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耐熱ボウルにバターと薄力粉を入れ、ラップをして600Wで40秒。
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牛乳を3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
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さらに2〜3分加熱し、とろみが出たら完成!
🍽 まとめ|グラタンのホワイトソースは「基本+コツ」でプロ級に!
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バターと小麦粉をじっくり炒める
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牛乳は少しずつ加えて混ぜる
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焼き上がりを考えてややゆるめに仕上げる
この3つを守れば、家庭でも失敗なし!
具材を変えれば、シーフードグラタン・チキングラタン・ポテトグラタンなど、バリエーションも無限大です。
とろ〜りなめらかなホワイトソースで、あなたのグラタンを格上げしましょう✨