スマイルゼミで成績が上がらない子の共通点|「やってるつもり」を脱却する3つの処方箋


「毎日タブレットに向かっているのに、学校のテストの点数が伸びない…」

「スマイルゼミの講座は全部終わらせているはずなのに、実力がついていない気がする」

こうした悩みを持つ親御さんは少なくありません。スマイルゼミは非常に優れた教材ですが、実は「ただ触っているだけ」では成績が上がりにくいという落とし穴があります。

お子様が「やってるつもり」のループに陥ってしまうのには、明確な理由があります。そして、その原因を取り除かなければ、いくら月謝を払っても時間と教育費を浪費することになりかねません。

この記事では、スマイルゼミで成績が上がらない子の共通点を深掘りし、今日から実践できる「学力を確実に伸ばすための3つの処方箋」を詳しく解説します。


1. スマイルゼミで成績が上がらない子に見られる「4つの共通点」

成績が伸び悩むお子様には、タブレット学習特有の「進め方の癖」があります。まずは以下の項目に当てはまっていないかチェックしてみてください。

① 「適当タップ」で正解にたどり着いている

選択肢式の問題で、内容を理解せずに適当に画面をタップし、消去法で正解を見つけてしまうパターンです。スマイルゼミは即座に正誤判定が出るため、考えずに「数打てば当たる」方式で進めてしまう子が一定数存在します。

② 解き直しを「答えの暗記」で済ませている

間違えた問題の解説を読まず、正解の番号や記号だけを覚えて「解き直し完了」にしてしまうケースです。これでは「なぜその答えになるのか」という論理的思考が育たず、類題が出たときに対応できません。

③ 「スター(ご褒美)」が目的の作業になっている

学習を終えるともらえる「スター」や、それを使って遊べるゲーム、アバターの着せ替えに執着しすぎる状態です。スターを稼ぎやすい簡単な問題ばかりを繰り返し、苦手な単元や時間がかかる記述問題を避ける傾向があります。

④ メモ機能や計算スペースを使っていない

スマイルゼミの画面上にはメモ機能がありますが、これを使わずに暗算だけで済ませようとする子がいます。特に算数や数学では、式を書かないことでケアレスミスが増え、思考のプロセスが身につきません。


2. なぜ「やってるつもり」に陥るのか?タブレット学習の盲点

スマイルゼミの最大のメリットは「手軽さ」ですが、それが「学習の浅さ」を招くことがあります。

  • 自動採点の功罪: 親が丸付けをしなくて済む反面、子どもが「どこをどう間違えたか」を親が把握しにくくなります。

  • 達成感の錯覚: 「今日のミッション」をクリアすると100点満点の花丸が表示されるため、本人は「完璧に理解した」と錯覚してしまいます。

この「わかったつもり」と「実際の実力」のギャップが、テストの結果として現れてしまうのです。


3. 「やってるつもり」を脱却する3つの処方箋

では、どのように活用すれば成績アップに直結するのでしょうか。効果てきめんな3つの対策(処方箋)をご紹介します。

処方箋①:横で「音」を聞く・「プロセス」を問う

親御さんがずっと隣にいる必要はありません。ただ、時々横で「どうしてその答えになったの?」と説明を求めてみてください。自分の言葉で説明させる(アウトプットする)ことで、理解の浅い部分が明確になります。また、タブレットから流れる解説の音を聞くだけでも、子どもが真面目に取り組んでいるかどうかの判断材料になります。

処方箋②:「みまもるネット」のデータを戦略的に使う

親専用管理サイト「みまもるネット」を、ただの生存確認に使わないでください。

  • 取り組んだ時間と点数の乖離を見る: 1分で終わっているのに100点の問題は、適当に答えた可能性があります。

  • 間違え方の傾向を知る: 何度も同じ問題を解き直している形跡があれば、そこがお子様の本当の苦手分野です。週末にその単元だけ、紙のノートに解かせてみましょう。

処方箋③:紙のノートを横に置く「ハイブリッド学習」

「タブレット学習だからペンは不要」という考えを捨てましょう。算数の筆算や国語の漢字練習など、タブレットの画面上だけでなく、本物のノートに書き出す習慣をつけます。

「書く」という行為は脳を強く刺激し、記憶の定着率を劇的に高めます。スマイルゼミの問題をノートに解く習慣がつくだけで、成績は驚くほど変わります。


4. スマイルゼミをやめるべきか、続けるべきかの判断基準

もし上記の処方箋を試しても状況が変わらない場合、教材そのものの相性を再検討する時期かもしれません。

  • 継続すべきケース: 「やり方」を変えることで、お子様の目が輝き出し、少しずつでも学校のテストに変化が見られる場合。

  • 検討し直すべきケース: タブレットを開くこと自体が苦痛になっている、あるいはデジタル機器への依存が強すぎて学習が二の次になっている場合。

成績が上がらない理由が「教材の質」ではなく「学習スタイルとの不一致」であれば、塾や紙の通信教育への移行が、お子様の才能を開花させるきっかけになることもあります。


5. まとめ:スマイルゼミを「本物の武器」にするために

スマイルゼミで成績が上がらない原因の多くは、教材の不良ではなく「活用法」にあります。

  1. 適当タップを防止する

  2. 「みまもるネット」で弱点を分析する

  3. 紙のノートを併用する

この3点を意識するだけで、これまでの「やってるつもり」が「確かな学力」へと変わっていきます。タブレット学習は、正しく使えばこれ以上ない強力な武器になります。

まずはお子様と一緒に、今日の「ミッション」の解き方を振り返ることから始めてみませんか?


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