【FPが直言】保険見直しで月1万円安くなる?損をしないためのチェックリスト
「毎月の保険料、もう少し安くならないかな…」
家計の固定費を見直す際、真っ先に候補に上がるのが保険料ですよね。でも、「安くしすぎて保障が足りなくなったら怖い」「そもそも何から手をつければいいのか分からない」と悩んでいる方は非常に多いです。
実は、多くのご家庭で**「入らなくてもいい保険」や「今の時代には合わない古い保障」**にお金を払い続けているケースが見受けられます。適切な手順で見直しを行えば、月々1万円、年間で12万円もの固定費削減は決して夢ではありません。
この記事では、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)の視点から、保険の見直しで失敗しないための具体的なチェックリストと、収益性の高い「資産形成」に繋げるための秘訣を詳しく解説します。
1. なぜ「保険の見直し」で月1万円も浮くのか?
結論から言うと、日本人の多くは**「過剰な保障」**に加入している傾向があるからです。保険料を劇的に下げる鍵は、以下の3つのポイントに集約されます。
公的保障との重複をカットする
日本は世界的に見ても社会保障制度が非常に充実しています。例えば、医療費が高額になっても「高額療養費制度」があるため、一般的な所得層であれば自己負担額には上限があります。
「入院したら1日1万円」という保障が本当に必要か、貯蓄とのバランスを考え直すだけで、特約をスリム化できます。
ライフステージによる「必要保障額」の変化
独身時代に加入した保険を、結婚・出産後もそのままにしていませんか?逆に、子供が独立したのに大きな死亡保障をかけ続けていませんか?
人生のフェーズに合わせて「守るべき金額」は変動します。今のあなたに「本当に必要な分だけ」に削ぎ落とすことで、保険料は劇的に下がります。
ネット生保や最新商品の活用
10年以上前に加入した保険は、現在の医療実態(短期入院や日帰り手術の増加)に合っていない場合があります。最新の非喫煙者割引や健康増進型の保険、店舗を持たないネット生保へ乗り換えるだけで、保障内容は手厚くなったのに保険料は半額近くになった、という事例も珍しくありません。
2. 損をしないための「保険見直しチェックリスト」
見直しを始める前に、まずはご自身の保険証券を手元に用意して、以下の5項目をチェックしてみてください。
[ ] 「更新型」になっていないか?
10年ごとに保険料が上がるタイプは、将来的に支払いが困難になるリスクがあります。「終身型(一生涯一定)」への切り替えを検討しましょう。
[ ] 特約が山盛りになっていないか?
「〇〇特約」がたくさん付いている場合、保障が重複している可能性が高いです。特に医療保険に付帯する死亡保障などは、単体の定期保険の方が安い場合があります。
[ ] 入院日数の条件は適切か?
古い保険だと「4日以上の入院から支払い」という条件があることも。今は日帰り入院から対象になるタイプが主流です。
[ ] 掛け捨てと貯蓄のバランスは取れているか?
「貯蓄型は得」と思われがちですが、利回りが低い古い商品の場合、掛け捨て保険と新NISAなどの資産運用を組み合わせた方が、効率よくお金を増やせるケースが多いです。
[ ] クレジットカード払いや年払いにしているか?
支払い方法を工夫するだけで、数パーセントの割引やポイント還元が得られます。
3. 保険相談でおすすめの「賢い立ち回り方」
「よし、見直そう!」と思っても、一人で全ての保険会社を比較するのは至難の業です。そこで活用したいのが無料の保険相談窓口ですが、ここで損をしないためのコツがあります。
相談の目的を明確に伝える
「安くしたい」だけでなく、「浮いた1万円を教育資金の積立に回したい」「老後のための個人年金を作りたい」など、具体的な出口戦略を伝えましょう。FPは全体のライフプランを見て最適な提案をしてくれます。
複数の「販売チャネル」を持つ担当者を選ぶ
特定の1社専属の営業マンではなく、30社以上の保険会社を扱う「乗り合い代理店」のFPに相談してください。客観的な比較データを見せてもらうことで、納得感が格段に変わります。
「お宝保険」を解約しないよう注意
1990年代前半までに加入した保険の中には、予定利率が非常に高い「お宝保険」が存在します。これらを安易に解約して新しい保険に乗り換えると、大損をしてしまうことがあります。プロに「これは維持すべきか」を必ず確認しましょう。
4. 浮いたお金を「攻め」の資産運用へ
保険の見直しに成功して月1万円が浮いたら、それをそのまま生活費に消してしまってはもったいないですよね。
この「浮いたお金」をNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)、あるいは貯蓄型の外貨建て保険などに回すことで、将来の資産額は数百万円単位で変わってきます。
「守り(保険)」を最適化し、生まれた余力で「攻め(投資)」に回す。これが、現代の賢い家計管理のスタンダードです。
まとめ:重い腰を上げるなら「今」が最もお得
保険料は年齢が上がるほど高くなるのが一般的です。「いつか見直そう」と先延ばしにしている間に、本来浮かせられたはずのお金が保険会社に流れ続けてしまいます。
まずは、自分の加入状況を把握すること。そして、信頼できる専門家に「今の自分に最適なプラン」を提示してもらうこと。
たった1時間の相談が、あなたのこれからの数十年間の家計を劇的に軽くしてくれるかもしれません。
**「自分の保険、本当にこのままで大丈夫かな?」**と少しでも感じたら、まずはプロによる無料診断を受けて、家計の健康チェックをしてみることをおすすめします。